【おでかけ】 高松市塩江美術館

 ひさびさに美術館をハシゴ。


SickeTel -キュピキュピと石橋義正-
MIMOCA(猪熊弦一郎現代美術館) http://www.mimoca.org/event3_8.html

 当初、これを目当てにおでかけしたのだけど、これが…思ったほど私のお好みではなく…

 映像(ビデオ)作品メインで組まれたコンテンツは、巨大なインスタの迫力を含めても、なんとなくテレビ的。人造人間「シッケモニカ」をプロデュースするというコンセプトもまたしかり。
 作者の代表作である深夜番組「バミリオン・プレジャー・ナイト」「オー!マイキー」は私も好きだったけど、テレビの延長を見せられても、観覧料の元を取った気には…

 見終わって美術館を出たところで、上品そうなおばさまに「内容は良かった?私が見ても分かるかしら?」と話しかけられたんだけど、「いや、僕が見てもあまり分からなかったです。映像作品がメインで、絵画や彫刻を鑑賞するつもりで行くと肩すかしを食らうかも。」と素直に答えてしまいました。

 まあ、「サイケ」というよりか「ケバい」という表現がしっくり来るビジュアルには、なにかこう、学ぶモノがあったようななかったような…


山下香里展 皮膚つたう骨、空景
高松市塩江美術館 http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/13556.html

 ならば新規開拓だ!ということで、いつもは帰り道でも素通りしてしまう塩江美術館へ。

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 で、個人的には、こっちの展覧会の方がアタリだったという…

 (上のリンクページに写真はないが)真っ白に塗られた小窓や本、スタンド、椅子などが部屋中に配置されただけのインスタレーション。
 その白さや、それらに繋げられたチェーンやチューブなどが、なんとなく病院や霊安室を、そしてそういう場所にいる人間を想起させる。なぜかレプリカまで作って複数揃えられた、分娩台の固定器具(妊婦さんの足を固定するやつ)に、一番メッセージが込められてるんだろうけど。
 白一色から感じる清潔さと気味悪さ、生や死の曖昧な感じがおもしろかった。

 個人的には、歯の複製や作者の指の跡が残るオブジェなど、人間そのものの痕跡はない方が良かったと思うんだが、わざわざ置いてあると言うことは、私の気付いてないメッセージがそこにあるんだろう。

 今、高松市美術館でやってる新人展にも、この作者は出品してるみたいなんで、今度はそっちも見に行ってみようかナー。


 ところで、この塩江美術館の入り口には、UFOが串刺しになったようなオブジェがあって、以前から気になってたんだけど。

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 もしかしてこれ、絵の具が付いたパレットに、鉛筆とコンテが刺さってるイメージなのかな…
 

テーマ : 展示会、イベントの情報 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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