【読書】 河鍋暁斎―奇想の天才絵師(別冊太陽)



 例えば鳥獣戯画、北斎漫画あたりは、現代人をも魅了する日本美術と言えるだろう。
 ところがこの絵師は、それらの戯画だけでなく、美人画、春画、図画百鬼夜行、地獄絵、仏画、戦争画、詳細な写生画静物画までなんでもござれ。しかもそのどれもが凄腕の技巧と抜群のセンスで完成されていると来れば、少しでも絵に関心のある者であれば、悔しいやら嬉しいやらでのたうちまわること間違いなし。
 美女に耳かきされてむふふとにやける達磨図と、過剰なポーズとデカチンがトレードマークの江戸春画を骨格から起こした模写、特にこの2点には「うまいッ!」と叫ぶしかない。
 少しお高いが、既刊で入手できる画集の中ではおそらく一番の大判。たまにはこういう絵で脳味噌を掻き回されるのも快感かもw

テーマ : **本の紹介** - ジャンル : 本・雑誌

COMMENTS

No title

ブログデビューおめ
暁斎展は10年前いったなー骸骨の絵が印象的だった。
日本画の裏の系譜の人かも
意外と知られてないのよね・・・
http://www.city.okazaki.aichi.jp/museum/bihaku/db/past_exhibition/past14.htm

No title

どもです、URIさんw
今、京都で展覧会をしている関係か、本屋でまずは「美術の窓」にて発見。だがふとみると「別冊太陽」では丸一冊特集組んでるじゃないの!てなわけで、少し予算を引き上げて買っちゃったわけです。もちろん損にはなりませんでしたw
いいすね、展覧会。京都いきたいなあ~。

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