【アート】 酒井敦美個展「一画二驚・光の切り絵展 -船出-」

 週末をひかえて、イベントの話題など、ひとつ。

 うだつの時代屋で開催された、酒井敦美さんの個展に、今年も行ってきました。
 外部照明と、額内部の照明と、2つの光によって2種類の絵が浮かび上がる、という作品の作り方は一緒。ノスタルジック、ファンタジックなモチーフは、時代屋さんの内装とも相まって、非常に暖かい気持ちにさせてくれます。

 (額がライトテーブル状になっており、普段は画面の表面の絵が見え、外部照明を消して額内部から照らすと、裏面の絵やちぎり絵が影絵の様に透けて見えるしかけ。絵の内容だけでなく、漏れてくる光の効果も大きい。)

 今年の作品は、ドローイングの占める割合が多くなっていて、表面の絵はほとんどドローイング。昨年の表も裏もちぎり絵の作品と比べると絵の持つ量感は減ってる気がするけど、逆に本人の描きたいことがストレートに出てるのかな。去年の作品とリンクしたものも多く、グレードアップさせたのかな、と思わせる作品や、去年私がお気に入りだった『扉』の「本人バージョン」もありました。
 また、去年と比べて、光と影で変化の時間が比較的「近い」ものも多かった様に思います。

 私の今年のお気に入りは、『クリスマスケーキ』と『ポスト』。
 『クリスマスケーキ』は買ってきた大きな家の形のケーキに頬を紅潮させてる子どもの絵(光)が、サンタが煙突から忍び込む本物の家に変化する(影)というもの。ケーキ箱にかかれた店のロゴが、実際の店の窓の飾り(クリスマス前のケーキ屋とかってガラス窓にもこもこペンで飾りするよね)になるところがおしゃれ。
 『ポスト』は背伸びしてポストに手紙を投函している女の子の絵(光)が、ポストの中から投函口ごしに帰って行く女の子を見つめる手紙の視点に変化(影)。手紙につたない字で「おばあちゃんへ」と書かれているのが何とも微笑ましい。

 個展はこの日曜日、6/1まで。
 その後、愛媛、愛知と巡回するようです。近くにお住まいの方はゼヒ、行ってみてください。ただ、展示の雰囲気は多分、うだつが最高ですw

 時代屋の特設コンテンツ
 トップのフラッシュは、絵の「光」と「影」を交互に並べたもの。私のお気に入りの『扉』も含まれています。

 さて、今年の個展で残念だったのは、作品の写真が撮れなかったこと。画集などがないので代わりに、と思ってたんですが…昨年の個展でも、そうして撮られた写真が早々にブログなどで公開されてしまって、問題になったようです。
 ええ、そうです、去年、写真をブログに載せちまいました本人です。ごめんなさい。
 そんなわけで、去年のコンテンツから写真を削除しました。今年も載せません。

 代わりに、隣の「茶里庵」で頂いた昼食の「そば米雑炊」の写真を。

ぞうすい


 こういうのを頂くと、普通の観光客みたいな気分になるよね。

テーマ : 絵画・美術 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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