【アート】 加山又造展

 香川県の高松市美術館で開催中の【加山又造展】に行ってきました。

 高松市美術館、加山又造展 紹介ページ
 展覧会、特設ページ

 大和絵や琳派に倣った、と紹介されているとおり、確かにそれらしいイメージ。だがそれらは一度作者の中で消化され、その上、日本画らしい屏風から、山車飾り、陶芸、着物、ティーセットからアクセサリーまで、様々な分野に展開していて、まるで「日本のダリ」といった具合。この幅の広さは楽しいです。
 ティーセットのねこちゃんがかわいかったなあ~。

 常設展示室まで潰して4部屋にわたるこれらの作品群は見応えありです。


 ところで、こういった展覧会の感想日記は、たいがい何日か寝かしてじっくり書くんですが、今回、急いで書いたのは、行ける人は見に行って欲しい作品があったから。

 【春秋波濤】 

 ひとつの画面に満開の桜、黄色い紅葉、真っ赤な紅葉の3つの山が荒波を割ってそびえているという、日本画のドラマティックなモチーフを全て詰め込んだ贅沢な作品。

 どんどん色が濃くなっていく深紅のもみじの中から浮き上がってくる、金色の輪郭が鳥肌もの!
 これ、サイト画像はもちろん、印刷物でも伝えきれない存在感を持ってます。

 で、この作品、今週末(17日)で入れ替えなんです。見られるのはあと二日!
 だから急いでレビューすることにー。


 黒田清輝の【智・感・情】に負けないような美人画や、大パノラマの屏風もためいきもの。
 頻繁に作品の入れ替えが行われており、すでに見られない作品、これから先じゃないと見られない作品も多いですが、とりあえず、【春秋波濤】は見て損はないと思います。

 駐車場に割引がなかったり(出入り口の見通しも悪い)、第1・2室と第3・4室が別れていて一周してから見直しがしにくいなど展示場そのものに少し難がありますが、展覧会はじっくり楽しめるものでした。
 

テーマ : アート - ジャンル : 学問・文化・芸術

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