【映画】 囚われの野女

米尼で買った「ユニバーサルホラー・クラシックアーカイブ」収録の
「Captive Wild Woman(囚われの野女)」を見ました。

おそらく「キャット・ピープル(旧白黒版)」を受けての、
獣人美女映画。
さらにフランケンシュタイン要素を足されてます。


サーカスの猛獣買い付け師にして花形調教師のフレッドが
今回買い付けてきたのは、十数匹のライオンやトラ、
そしてやたら人なつこい雌ゴリラのチーラ。

だがそのチーラは、
マッドサイエンティストのウォルター医師の手術によって、
無理矢理に人間へと進化させられてしまうのだった!

一方フレッドは、今度の興行での最大の売り、
十数匹のライオンとトラを同じケージに入れ、
おとなしく並ばせるというパフォーマンスの練習中。
そこに現れた元チーラの進化野女は
生まれついてのゴリラの覇気でサポート(笑)し、
ついにリハーサルを成功させてしまう。

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ところが、フレッドの胸に一番に飛び込んだのは許嫁だった。

控え室に飛び込み、嫉妬の涙にくれる進化野女。
やがてその感情の起伏が、彼女を再びゴリラへと戻していく。

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こうなるともうウォルター医師の下へ戻るしかない進化野女。
今度は、入院していたフレッドの許嫁の妹の体を使って
再手術をしようとする医師。
だがすんでの所で
助けに入ったフレッドの許嫁によって手術は阻止され、
解放されたチーラの手でウォルター医師は殺される。

その頃、
フレッドによる例の大パフォーマンスが開始されるも、
折悪しく嵐の直撃をくらい、テントが破損、
逃げ出した猛獣たちにフレッドは取り囲まれてしまう。
ついにライオンに組みふされるフレッド。
そこへ颯爽と助けに入ったチーラだったが…

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途中、というか全体の1/3ほどが
フレッドの調教シーンなのでテンポが狂うが、
ストーリーそのものは面白く、
伏線もそこそこしっかりしてます。
なにより、人外とヒーローとの悲恋なのがいい。

そう、なんのことはない、この映画は「人魚姫」なんですな。


今回のウォルター医師はまったくのマッドで、1回目の手術シーンでも、
良心の呵責にさいなまれて止めようと言い出す看護婦を、
「じゃあ、お前が血と体を提供するのだな?」
といってあっさり殺してしまうなど、
「悪魔の植物人間」の博士よりも悪辣に表現されてます。

だから、チーラに殴り殺されてもまったく問題なし。

一方そのチーラは、
突然得てしまった人間の感情に翻弄されながらも
懸命にフレッドを助けに行くなど、
とってもかわいくて、感情移入できるようなキャラになってます。

それゆえ人気が出たのか、第3作まで作られたとか。


やっぱたまにね、こういう掘り出し物があると、
ダメ映画集めるのをやめられないんですな。
 

テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル : 映画

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