【映画】 宇宙から来た妖怪

例の「SF映画100」より。

【遊星よりの物体X】の余波で作られたSFサスペンス。

映画秘宝なんかだと「排斥側から描いた物体Xへのアンチテーゼ」、
なんて紹介されてる。
【物体X】は軍人イケイケ映画だったからねえ。

今作は、アラスカではなく、アメリカ本土にUFOが墜落する以外、
基本的なストーリー自体は【物体X】をなぞっている。

つまり、やっぱり、 宇宙人が政府の人間にいじめられる話。


とはいえこっちは、本体が透明で、それを利用して逃げ回るシーンがメイン。
【物体X】よりかは透明人間映画に近い。

この映画の前年には【凸凹透明人間の巻】
(アボット&コステロのコメディシリーズ)が公開されており、
ちょっとした透明人間ブームだったのかも。


こいつが宇宙人=ファントム。初登場時に宇宙服を着用。

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この演出で、やって来た宇宙人が地球人とそう変わらない存在だと分かる。

透明だから宇宙服を脱いで逃げようとするんだけど、
その宇宙服を主人公たちに持って行かれ、苦労して取り戻すためにハメに…

大小酷い扱いを受けるが、ファントムがモールスみたいなのを使って
「服を返してくれ」って伝えようとするシーンも酷い。
主人公たちはちらっと見えちゃった ファントムの手が怖そうだからって、
コミュニケーションを取るよりも追い回す。

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知的生物とか関係ねえ主人公たち。

さらに不幸なことは続く。
特ダネがあるんじゃないかと忍び込んでいたバカ記者が
カメラのフラッシュを焚いたのだ。

驚いたファントムは 命の綱のヘルメットを落としてしまい、破損!
ファントムは生きる術を失ってしまう!

展望台に登り、なんとか宇宙に行きたいと願うファントム。

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でも、ついに息が切れて死んでしまうのだ。

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劇中で、ファントムが実際に危害を加えるシーンは、
逃げるときに鉢合わせたエージェントを押しのけたときと、
ヘルメットを壊されたのに怒って記者を殴り倒すシーンだけ。

UFOの爆発に何人か巻き込まれてるぽいけど、
それは不可抗力だよなあ。

ヘタしたら、【物体X】よりも人間側の被害が少ない。


なんかこう、終戦記念日に、
「自分と違うものを排除するってどう思う」
って問いかけてくる映画でした。(それはどうかな)
 

テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

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